惜しかった、の?
平成29年8月30日 茅ヶ崎港 一俊丸 コマセキハダ
天候:晴れ
同行者:武州支部長
ロッド:ALLIGATOR STANDING EVO 170Light
リール:SHIMANO TALICA 25Ⅱ
PE10号 ステンカン80号 ハリス26号6m
右舷トモ2
西から新たな群れが入って来た!との情報をキャッチしたので、前日に急遽参戦決定。会社の夏休みを利用して一俊丸に行ってきました。
今日の一俊丸キハダ船は1隻出しですが、8号船の田中船長がお休みとのことで3号船の後藤船長。後藤船長は先日支部長が2本ゲットした際の船長ですので、我々翔鮪会とも相性がいいはず!
一俊丸に到着すると、南西風が結構吹いていて他のお客さんとも『これ出れるのかな?』なんて心配を…。台風15号が小笠原付近に発生中だけど、今日の予報は朝までの風予報でその後は大丈夫なはずなんだけど…
さて、今日の席はどうしようか?いいクジ引いたら左の前寄りにしよう。と道中からの申し合わせ事項。何と言っても左の前寄りは”支部長のアタリ席”だからね。
4:45一俊丸名物の大抽選会開始。誰よりも早くくじを引いた支部長がなんと”1番”の札をゲット!事前打合せでは左前だけど、この風じゃあしぶき被るねと右トモ1、2番に変更。トモはこういう日は屋根もあるし、足場もフラットだしいいんです。
▲後藤船長、お願いします!
定刻6:00に出船。昨日西の方の船はポチポチ当たってから今日は西の方かな?なんて勝手に想像してたんだけど、船は相模湾東寄りを南下。南下。まだまだ南下。そのうち城ヶ島沖の観測ブイも見えてきたけど一気に通り抜けて…
走ること1時間40分、城ヶ島沖のポイントに到着。トリヤマの中には片瀬の渚丸ほか数隻なんかも見えて、指示ダナ30mでスタート。
今日の釣りはストップ&ゴーではなくて流していく様子。アジ釣りじゃないからね、そんなすぐにはアタらないよね…と黙々とコマセを撒きます。
そんな中、誰かが『リュウグウノツカイだ!』とか言い出して、ちょっとした騒ぎに。船長も含めて船下を覗き込んでみると確かにゆらゆらと見える赤白くて長い影。何だか舵だかプロペラに引っかかってるんだか、ずっとゆらゆらしてるんだけど…
▲この方がリュウグウノツカイ
騒ぎも治まった数投目、左のミヨシでヒット!電動ポンピング&後藤船長の見事な手繰りとギャフ入れで無事18.5kgをゲット!もちろん自分にアタリは欲しいけど、こうして誰かにアタると一層気合入りますね。後藤船長もマイクで『前から来るよ』『右から来るよ』とか『船下にいるけどね~』とかたまにドキドキさせるもんだし。
ここでコツコツと前アタリ。軽く鬼合わせくれてやるとぎゅんと入ったけどマグロじゃないね。フルドラグにして上がってきたのはシイラ。ナイロンハリスがするする滑っちゃったもんで、さっきのリュウグウノツカイに絡まっちゃった…ってリュウグウノツカイじゃないじゃん。PEだか何だかわからないけど正体はプロペラに大量に絡まった繊維状のゴミでした…お騒がせです。
ここから順番が曖昧だけど、1時間くらいの間にいろいろ事件がありました。
まず置き竿にしてた竿先がズドン。竿を持って合わせ入れるとこれもどうやらカツオのよう。同じくして支部長もヒット。ガッチリドラグで支部長とオマツリもなく引き抜き完了。どちらも3kg級のカツオでした。
ふと横を見ると翔鮪会がカツオ騒ぎなんか起こしているもんだから、胴の間でヒットした模様。糸がどんどん出ては巻き、出ては巻きの繰り返し。デカマグロか?と思ってカツオの片付けしながら見てたけど、船長の判断はサメ。仕掛けが良いのかフルドラグにしてもなかなか切れず、最後にはPE切断の判決が出て決着。
キハダらしきアタリは裏の女性に!もハリス切れかPE切れだかで無念の決着。
まぁ何もアタらないより今日は雰囲気あって面白いじゃん!と思いきや、それからキハダはもちろんカツオもアタらず…船長のマイクや聞こえてくる無線から予想すると、群れは船の周りや船下にいることはいると。でも食わない。周りをみると広い海域に大船団。カツオ狙いのブイ周りの船団とは間隔も違うんで、この海域をキハダやらカツオやらシイラにサメ、マンタなんかがウヨウヨしてるんだろうな…
時間だけがどんどん過ぎて11:00くらい。左前2番目でヒット。ご本人も合わせの後テンション消えたんでバラしたかと思ってたらしいのだけど、どんどん上に走ってたようで、さっきより少し大きい19.3kgが登場。
ちょっと待てよ。さっきは左ミヨシ、今度は左2番。って事前打ち合わせの通りに席取ってたらなら夢のダブルゲットじゃんか!まぁ絶対そうなったとは限らないけど、惜しかったなぁ…
残り30分くらい、周りを見渡すとそれまで見えなかったパトランプがあちらこちらで回ってるのを確認。明らかにさっきまでとは違う雰囲気。残りわずかの時間に可能性を賭けましたが…
◎結果
両名ともノーヒット(カツオ3kg各1本)
[船中キハダ18.5kg、19.3kg、カツオがパラパラ]
結局我々はノーヒットに終わったけど、船下や船の周りには反応あるようで雰囲気モリモリな感じでした。食わない時間が長かったけど、それはマダイでもそういう時間はあるし、なんかのきっかけで食い始めるはず…と、思うのですがどうなんでしょうか?
それにストップ&ゴーじゃなくて流しの釣りになってくると、何となくデカイのが出そうな気がしてなりませんが…
今日は、シマノのお手伝いをされてる松本さんが同じ港の別の船に乗船されるとのことで、出船前にご挨拶させていただきました。もちろん初めてお会いしたのですが、出船前の忙しい時間にも関わらずとても気さくに接して頂きました。松本さんが乗船された船も終始同じ海域にいたのですが、食いが止まってた時間、ふと見ると海成丸のパトランプが点滅!見事23kgをゲットされたそうです!松本さん、ありがとうございました。またよろしくお願いいたします。
また下船後には、一俊丸女将のナオミさんにもご挨拶。昨年から数回お世話になっていますが、ご挨拶も遅れており…先日、支部長がキハダゲットしましたので、これに便乗してお声がけさせて頂きました。お忙しい中ありがとうございました。
さて、来週は中隊長も揃っての初釣行!狙いはもちろんキハダのみ!中隊長、初挑戦で初ゲットなるか、支部長が3本目を追加するのか、自分が執念の初ゲットか… いやいや、ここは夢のトリプルゲット!
キハダ秋祭りだね!